2.キーボードは記号を打ち込んでパソコンを操作する機器

パソコン入門編

動き操作のマウスと、打ち込む操作のキーボード

パソコンと私たちは意思疎通ができません。

ハードウェアである直感的に、動き操作で指示を出すマウスと、記号を打ち込んで指示を出すキーボードがあります。

特にキーボードは画面にある指定の場所に現れる、点滅する棒「文字カーソル」から、記号を打ち込んでパソコンを操作するための物です。

デスクトップ型パソコンを購入した方には、マウスキーボードが必要です。(パソコン会社によっては付属しています)。

【解説】

キーが並んでいる板だからキーボード

キーボードを見てください。アルファベット、日本語、英語、記号、マーク等がボタンに書かれていますね。このボタン一個のことを「キー」と呼びます。

文字を入れられる場所は決まっている

画面の中で文字が入力できるところは、限られています。

画面上でマウスポインタを動かすと、マウスポインタが白い矢印からの形に変わるところがあります。

そこが文字が入れられるところです。

そこでクリックすると、のマウスポインタとは別に「」の縦棒が点滅し始めます。

これを「文字カーソル」といいます。

キーボードから入力した文字は「文字カーソル」から出てきます。【解説】

最低限覚えるべき、キー

「キー」一つには1~5つの文字や記号・機能が割り当てられています。

そして位置的にはキーボードの外側が機能系キー、中側に文字系キーがあります。

何をするキーか、最低限確認しておきましょう。

  • ESCエスケープキーキャンセルとして使います。
  • Enterエンターキー決定をする時などに使います。
  • del(Delete)デリートキー削除する時に使います。文字の場合カーソルの後の文字を消します。
  • BS(Back Space)バックスペースキー削除する時に使いますが、文字の場合カーソルの前の文字を消します。
  • 「↑」「→」「↓」「←」=矢印キー。文字カーソルを動かしたりできます。

【解説】

入力方法は2種類ある

アルファベット・記号の出し方

キーを叩くと、「文字カーソル」からアルファベットや記号が出てきます。【解説】

記号の出し方(「Shift」(シフト)キー)

キーを叩く以外に、もう一つの入力方法があります。それが「Shift」(シフト)キーです。

これは補助キーと呼びます。

このキーは押しっぱなしにして使います。

①「Shift」キーを押したまま

②入力したい文字のキーを叩き

③「Shift」キーを放す。

するとキーに書かれている記号が入力できるようになります。【解説】

このように文字入力には、キー1つに

・そのまま叩く

・「Shift」キーを押したまま叩く

2つの入力方法があります。

【英文-頭だけ大文字にしたい時】

【英文-大文字だけで長文を入力する時】

たった今入力間違えた!「BS(Back Space)キー」

もし文字を間違えた直後の時は、

①キーボードの右上付近「BS(Back Space)(バックスペース)」キーを叩く。

カーソルの前の一文字が削除されます。

入力が間違えてた!「Delete(del)」キー

後から文字の間違いを見つけた場合、

①マウスカーソル「」で間違えた文字のでクリックします。

②文字カーソル「」が現れます。(矢印キーで一文字づつ動かしてもいいです)

③「Delete(del)」キーを叩いてください。

④文字カーソルの後ろの文字が一文字削除されます。【解説】

日本語は入力切替をする

入力切替

「日本語を入力する」には、キーボードの入力切替が必要です。

それがキーボードの左上辺りにある「半角/全角」キーです。

「漢字」は書いていない場合があります。

このキーを1回叩きます。

すると日本語が入力できるようになります。

キーを叩くことで日本語入力切替のオン/オフができます。【解説】

ひらがなはキー通りではありません

どうやって日本語を入力するのか、それはキーのアルファベットで日本語を入力表記します。

これを「ローマ字入力」といいます。

あ=a、か=ka、さ=sa、た=ta、な=na

と入力していくことになります。【ローマ字表】

例:

  • かまどたんじろう→kamado tannjirou
  • かまどねずこ→kamado nezuko
  • もろぼしあたる→morobosi ataru
  • なぎさかをる→nagisa kaworu

この文字は決定ではない「未決定状態」

入力すると文字には下線が付きます。

これはまだこの文字でいいと決めていない「未決定」の印です。

ですので、文字を入力したら決定「Enter」キーを叩きます。

下線が消え、入力した文字の決定となります。【解説】

入力したら、enterキー!

ひらがなを漢字に変える「スペース」キー

漢字は、下線が出ている「未決定」の状態で、キーボードの一番手前にある細長い「スペース」キーを叩きます。

漢字の他に、隙間を開ける時にも使います

一回で正しい漢字が出てくればよいのですが、出てこない場合は何度か「スペース」キーを叩くと漢字の候補リストが出てきます。

さらに候補リストの中で、選んでいる帯が叩くごとに次の候補へと動きます。

正しい漢字で叩くのをやめます。

そして決定の「Enter」キーを打つと漢字の決定となります。【もっと細かく】

「未決定」でできるのは漢字だけではない

キーボードの上部一行を見てください。「F1」から「F12」までキーが並んでいます。

これを「ファンクション」キーといいます。

(ノートパソコンの場合、「FN」キーを押しながら使います)

未決定」の状態で以下の「ファンクション」キーを叩きます。

変化させてから、「Enter」キーで決定です。

「全角」の半分の大きさが「半角」

半角・全角とは、文字表示の大きさのことです。

半角の大きさが基本で、全角半角を横に2個並べた大きさです。

一見わかりにくいですがとっても大事なので、半角・全角を必ず見分けられるようにしておきましょう。【解説】

空白は「スペース」で入れる

「姓 名」などでよく使われる、1文字の空白。

これを「スペース」といいます。

文字を「決定」した状態で「スペース」キーを叩くと1文字分空白ができます。【解説】

「未決定」=漢字変換、「決定」=1文字スペース

まとめ

  • そのままキーを打つと「半角アルファベット
  • 半角/全角」キーを叩くと「日本語入力オン/オフ」。
  • SHIFT」キーを押しながら、キーを打つと記号などが出てくる。
  • キーを叩き、文字に下線が出る。「Enter」キーを叩いて決定する。
  • 漢字変換は「スペース」キーで選んでから、「Enter」キー。
  • カタナカ、アルファベットは「ファンクション」キーで選んでから、「Enter」キー。
  • 文字カーソルのを消すなら「BS」キー、後ろを消すなら「Del」キー。

とりあえず今はこれを見ながら入力しましょう。

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